バイオマス活用 対馬市


バイオマス活用 – 湯多利ランドつしま –

●対馬の面積89%の森林資源を活用
対馬空港から車で約2分、湯多利(ゆったり)ランドつしまは、温泉大浴場や温水プール、レストランなどを備えた対馬市の温泉施設。地下1300mから湧き出る源泉は温度が28℃しかなく、水温を上げるために灯油を使用しており、その多額な費用が運営課題となっていた。そこで注目したのが、対馬の面積89%を占める森林資源。近郊の製材所から出た背板(※1)や間伐材の小径木などを細かく粉砕し、木質チップ(木質バイオマス)を生産、水温を上げるためのエネルギーとして活用した。木質バイオマスは化石燃料に比べ価格変動が少なく、安定供給が望め、林業従事者も多い対馬では、間伐後の放置材や元玉(※2)などの未利用材の活用方法も課題の1つであったため、林家が抱える課題解決にもつながった。

※1…背板 丸太を柱上に加工した際にそぎ落とされる外側の曲線部分の板。
※2…元玉 伐採された木材の根元の部分で、まがりが大きく直材として建築材に不適当なもの。


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